ここ10年で一番ドキドキした体験 お客様で手配してください!

43歳、サービス業、4人家族です。10年前に車の事故をやっちゃいました。東北の温泉に入りたいとお金を貯めて、母親と一緒に車で旅行に行ったんです。やっぱり寒い季節には温泉に限ると、冬の季節を狙い、旅館を予約しました(^0^)やっぱり、庭の景色を眺めながら露天風呂に入りたいと思いましたので、山の方にある旅館に決定!

スタッドレスタイヤに替えて、颯爽と高速道路を走ります。しかし栃木県に入りますと、雪がチラチラと降ってきます。昼過ぎでしたが、あたりがだんだんと薄暗くなってき、空はどんよりとしていますから、高速道路をかっ飛ばしまし、福島県に到着。

それから高速道路を降りて、山の方へと向かって車を走らせていたんです。母親に地図を見てもらいながら、その当時はナビなんて高くて手が出せません。。さて初めて通る道を丁寧な運転さばきで走りました。でも、だんだんと道路に雪が積もってきて、スピードが上手く出せません。そのうち、ふってくる雪が多くなり、視界が怪しくなってきました(_ _|||)

窓は曇ってくるから母親にタオルで拭いてもらい、ワイパーを強くしては雪が積もらないようにしました。そんなことをやっているうちに、夕方の帰宅ラッシュ時間に巻き込まれてしまったらしく、向こうからも後ろからも車が来るようになり、その度に車を道路の横に寄せては先を行ってもらいました。

でも、だんだんと道幅も狭くなり、そんなこともしていられなくなりました。慣れない初めての道ですから、そんなにグングンと走れないわけです。後ろからはパッシングされてしまい、焦ってしまいます。そしたら石のようなものにタイヤをとられたので、慌ててハンドルを右に切ってしまったんです。すると、ドンッという大きな衝撃音がしました!!

どうも、前から来た車に正面衝突してしまったのです∑(゚□゚;)その瞬間の記憶が事故の衝撃と共にまったくありません・・・ガーン降りてみれば、そこまでは酷くないのですが、相手の車の前方右角部分とこちらの右角部分が凹んでいます。ライト部分は見事に破損してしまい、ライトがポロリンと落ちています。こちらの前輪のタイヤは潰れ、走れそうにありません。

相手は年配の男性で、地元の人でしたが、明らかにこちらが道路の向こうにはみ出ての事故で、「すみません、すみません」と平謝りでした。相手の方は身長190cm、体重は優に100kgはあろうかという熊みたいなお方。。。最初は噛みつかんばかりに怒り狂っていましたが、こちらが地元ではないことと、初めて通る道で母親を乗せてたこともあり、許してくれたんです(●´・△・`)はぁ~、この時ばかりは命の危険を感じました。

保険会社にすぐに電話をして事情を説明したら、「こちらに任せて下さい」と簡単に言われたので、そのようにしたら、順調に手続きも完了し、相手の納得いく金額で成立したようです。

しかし車は自走不能でレッカー待ち、雪の中2時間も車の中で待つはめに、さらに近隣には交通機関もなくどうする事も出来ず、保険会社へ確認すると、

悪魔の一言が、「お客様で手配してください。」のつれない一言。oh~no!まさに、私は誰ここはどこ状態で現実逃避を始めようとする私の脳細胞・・・

そんな時に手を差し伸べてくれたのが、なんと事故の相手の熊みたいな地元の方でした!わざわざレッカーが来るまで待っていてくれ、さらには温泉まで載せていってくれるという、涙が出そうなお言葉まで。。

それに比べ保険会社の対応は。。。今思い返してのあの一言が頭から離れません「お客様で手配してください。」

2度とあんなにドキドキする体験はゴメンだなと思いました。母親も「寿命が縮まったわ」とその日は旅館でなかなか眠れずに過ごしました(ーー)